週刊ビットコインVOL.2(2025/4/28〜5/4)

今週のビットコインの価格変動/値動き

先週のビットコインは、1200万円台前半から徐々に上昇し、週末には一時1370万円をつけたあと、1350万円前後で安定した動きが続いていました。

その流れを引き継ぐかたちで、今週も1350万円前後を下値にスタート。5月1日〜2日にかけては買いが加速し、一気に1420万円手前まで急騰しました。しかし、その後は利益確定の売りや様子見ムードも強まり、じわじわと値を下げる展開となっています。

直近で価格が短期間に大きく上昇したこともあり、現在は上昇の勢いがやや一段落し、売り圧力とのバランスを探る相場に移行しつつあります。今後は1400万円を挟んでの攻防とともに、一段高を目指すか、あるいは戻しの動きが強まるかに注目が集まります。

今週のビットコインの主な海外ニュース

長期的なBTC備蓄ビジネスでマイクロストラテジー社が約12.6兆円の資金調達を目標に

ビットコイン追加購入の資金調達目標を約12.6兆円(840億ドル)に倍増する計画を発表
マイケル・セイラー氏率いる米ストラテジー社(旧マイクロストラテジー)が、ビットコインの追加購入に向けた資金調達目標を約12.6兆円(840億ドル)に倍増する計画を発表しました。

現在は約7.7兆円分の55.35万枚ものビットコインを保有
同社はすでに約7.7兆円分(55.35万BTC)のビットコインを保有しており、2024年末に導入された新しい会計ルールに従い、今期からビットコインの時価評価を開始。これにより42億ドル(約6300億円)の損失が計上される見込みですが、これは一時的な評価損に過ぎず、実際の価値毀損とは異なります。

5月にも約260億円分となる1,895枚のビットコインを購入
5月には約260億円分のビットコイン(1,895 BTC)を追加購入するなど、同社は引き続き“ビットコイン最強戦略”を継続。残り約1.5兆円の株式発行枠や転換社債を活用し、今後32ヶ月でさらに567億ドルを調達する見込みです。